ジョコビッチ、全仏オープンでフェデラーの記録を塗り替え、準々決勝進出

ノバク・ジョコビッチは、全仏オープン4回戦で

フランシスコ・セルンドロを5セットで下し、

ロジャー・フェデラーのグランドスラム通算勝利数を

上回る記録を樹立した。

ジョコビッチは、フィリップ・シャトリエ・コートでの

試合中に膝の痛みと闘いながらも、セルンドロを

3-2で破り、自身25回目のグランドスラムシングルスの

タイトルにあと3勝と迫った。

「新たな記録を更新したと聞くのは、いつだって嬉しいものさ」

とジョコビッチは語った。

「僕はずっと前に自分の歴史を書き始めたし、

 今もそれに集中している」

37歳のジョコビッチは、またしても怪我を乗り越えて

パリの赤土で勝利を収めた。

「自分が何かを望んでいるのか、目的は何なのか、

 ゴールは何なのか、自分は本当にこれを望んでいるのか、

 それとも他の誰かが望んでいて、自分はそれに

 従っているだけなのか…」

とジョコビッチは言う。

「世界最高のスタジアムで、10~15歳年下の相手と

 5セットを戦い、自分にはまだ必要なものがあること、

 肉体的にまだ相手を打ち負かすことができることを証明する」

「そういうことが僕を奮い立たせてくれるんだ。

 もうこれ以上は無理だと感じたら、その時が引退の時だ。

 でも、私は2試合で9時間テニスをプレーし、再び

 準々決勝に進んでいる。もう止まりたくないんだ」

ジョコビッチの勝利は、全仏オープンで

苦戦を強いられている他のトップ選手とは対照的だ。

第5シードのダニール・メドベージェフは、

アレックス・デ・ミナールに4セットで敗れ、大会から姿を消した。

女子シングルスでは、第2シードのアリナ・サバレンカと

第4シードのエレナ・リバキナが準々決勝に進出した。

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