
ドバイ・デューティフリー・テニス選手権の
準々決勝で、17歳のロシアの新鋭、
ミラ・アンドレワが、世界ランキング2位の
イガ・シフィオンテクを6-3, 6-3の
ストレートで破った。
この勝利により、アンドレワは自身初のWTA1000
準決勝進出を決め、この大会の24年の歴史の中で
最年少の準決勝進出者となった。
昨年8月、シンシナティでシフィオンテクに
敗れていたアンドレワは、冷静な落ち着きと
技術を見せた。
序盤の緊張状態にもかかわらず、彼女は
シフィオンテクのサーブを何度もブレークし、
第2セットでは3-1の劣勢を5ゲーム連取で凌ぎ、
試合の勝利を決めた。
今回の勝利は、アンドレワにとって
トップ10選手との対戦で5度目の勝利となり、
昨年の全仏オープン準々決勝で
アリナ・サバレンカを破って以来、
世界2位との対戦で2度目の勝利となった。
この試合で、コーチである
コンチータ・マルティネスの指導のもと、
アンドレワはドバイで好成績を収め、
WTAツアーの強豪としての名声を
確固たるものにした。
敗戦したシフィオンテクは、他のトップシード勢の
アップセットを挙げ、自身の敗因を厳しいWTAの
カレンダーにあるとした。
シフィオンテクは、WTA1000の連戦、
長時間の移動、限られた準備時間といった課題が、
中東でのプレーに影響を与えたことを
試合後に語った。
準決勝でアンドレワはクララ・タウソンと
リンダ・ノスコバの勝者と対戦する予定で、
この2人は現在ドバイで目覚ましい活躍を
続けている。
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