
第11回リオ・オープンが2025年2月17日から
23日まで、リオデジャネイロの
ジョッキー・クラブ・ブラジレイロで開催される。
屋外のクレーコートで行われる
このATP500のイベントには、
世界2位のアレクサンダー・ズベレフ、
イタリアのロレンツォ・ムセッティ、
ブラジルの新星ジョアン・フォンセカら
豪華な顔ぶれが揃う。
アレクサンダー・ズベレフ:
ドイツのテニス・センセーション、
アレクサンダー・ズベレフは現在世界ランキング
2位で、リオ・オープンデビュー戦となる。
2021年東京オリンピックの金メダル、2度の
ATPファイナルズ優勝、7度の
マスターズ1000優勝など、キャリア23の
タイトルを持つズベレフは、世界ランキング1位の
ヤニク・シナーの欠場を生かす機会を狙っている。
現在シナーはドーピング違反により3ヵ月の
出場停止処分を受け、5月のローマ・マスターズまで
欠場することになっている。
今回のズベレフの旅は、中国の
ブ・ユンチャオケテとの対戦から
始まることになる。
ブ・ユンチャオケテは23歳の若い選手で、
2025年大会での活躍が注目されるが、
クレーコートでの経験は少ない。
ロレンツォ・ムセッティ:
第2シードのロレンツォ・ムセッティは
2022年以来のタイトルを狙う。
このイタリア人は2024年、クイーンズ・クラブと
ウマグで決勝に進出し、パリ五輪では
銅メダルを獲得、ウィンブルドンでも準決勝に
進出するなど、目覚ましい活躍を見せた。
2025年、ムセッティは全豪オープンで
ベン・シェルトンとの3回戦で敗退し、
ブエノスアイレスではふくらはぎの故障のため
出場を辞退している。
彼のリオでのキャンペーンは予選から始まり、
その後のラウンドでジャウマ・ムナールや
チアゴ・セイボス・ワイルドと対戦する
可能性がある。
ジョアン・フォンセカ:
18歳のブラジルの天才、ジョアン・フォンセカは
最近のパフォーマンスで注目を集めている。
ブエノスアイレスでは、準々決勝で
マリアーノ・ナボーネを破り、自身初の
ATP決勝進出を果たした。
フォンセカのリオの旅は、
アレクサンドル・ミュラーとの対戦から始まり、
2回戦ではトマーシュ・マルティン・
エチェベリーかコランタン・ムテと
対戦する可能性がある。
準々決勝まで辿り着けば、先日ブエノスアイレスで
第1シードのズベレフに逆転勝利を果たした
フランシスコ・セルンドロとの再戦も
あるかもしれない。
2025年リオ・オープンは、リオデジャネイロの
有名なクレーコートでトッププレーヤーたちが
タイトルを争う、ハイレベルなテニスの
1週間となるだろう。
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