
モンペリエで開催されたオクシタニー・オープンで、
第5シードのタロン・グリークスプールが、
地元で人気のリシャール・ガスケを破り、
インドアコートでの強さを見せつけた。
オランダ人プレーヤーは、6-3, 3-6, 7-5の激戦を
制し、2023年シーズン開幕以来、インドアでの
25勝目を飾った。
モンペリエで3度の優勝経験を持つガスケは、
ATP250イベントへの最後の出場となる。
今年のローラン・ギャロスを最後に引退することを
表明している38歳のフランス人プレーヤーは、
試合後にコート上で表彰を受けることとなった。
自分のキャリアを振り返り、ガスケは
「すべてはここから始まったんだ。
ここで初めてATPツアー決勝に進出した。
ここでプレーしたことはいい思い出だ。」
28歳のグリークスプールは、元世界7位の
厳しいテストに立ち向かった。
彼は、4-4からの4ポイントを含む、6つの
ブレークポイントをしのいだ。
「どうやって逃げ切ったのかわからない。
ちょっとラッキーだったかな。
最後に勝てたことに満足しているし、明日もまた
チャンスがあることをうれしく思っているね。」
オランダ人プレーヤーの次の対戦相手は、
第3シードのフラビオ・コボリを
6-3, 7-6(2)で破った同国人プレーヤー、
イェスパー・デ・ヨングだ。
オランダ人プレーヤーが準々決勝に進出するのは、
この大会の14年の歴史の中で初めてのこと。
ガスケの輝かしいキャリアには、16の
ATPツアー・タイトルとピーク時の
世界ランキング7位だ。
彼の引退は、彼のテニスへの貢献を称える
ファンと共に続いていくことだろう。
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