
モンペリエのスッド・ドゥ・フランス・アリーナで
行われた第3シードのフラビオ・コボリと
イェスパー・デ・ヨングの2回戦は、停電のため
2度にわたって中断するという予想外の展開となった。
停電の原因は悪天候で、大雨がアリーナの
電力供給に影響を与えたようだ。
第3セットでデ・ヨングが5-2とリードしている場面で
エンドの交代から戻った後、アリーナの照明が
点滅し始め、その後急に消えた。
試合は一時中断され、チェアアンパイアが叫び、
選手たちはほぼ真っ暗な中で10分以上待たされた。
この後、停電は一時的に収まったが第2セットの
第4ゲームでまたしても停電に見舞われ、
再び短い試合の中断を余儀なくされた。
だが、デ・ヨングはこの環境の中でも冷静さを
保ち続け、コボリを6-3, 7-6(2)で下し、
ランキングで自己最高の勝利を飾った。
この結果、デ・ヨングは準々決勝へと進み、
同国選手のタロン・グリークスプールと
対戦することとなる。
この試合は、技術的な問題にもかかわらず、
異例の中断とプレッシャーの中での
デ・ヨングの回復力により、話題になる
試合となった。
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