ハッリ・ヘリオバーラとヘンリー・パッテンが、
敗退寸前のピンチをスリリングな逆転劇で
切り抜け、2度目のメジャータイトルを獲得した。
フィンランドとイギリスのペアは、
オープニング・セットでセットポイントを
10も失うなど、何度も後退を
余儀なくされたにもかかわらず、イタリアの
シモーネ・ボレッリ、アンドレア・ババッソリ組を
6-7(16), 7-6(5), 6-3で破り、3時間4分の
劇的な決勝戦を制した。
「ハリーとの素晴らしい旅、そして今夜の
試合は素晴らしかったよ。この調子で行こう。」
ヘリオバーラは、
「ダブルスはチームスポーツであり、
最も重要なことは、良いパートナーを
見つけることだ。
コートの上だけでなく、私たちは素晴らしい
友人でもあり、そのつながりがタイトルを
獲得するのに役立っている。」
と語った。
試合は緊迫した幕開けとなり、ヘリオバーラと
パッテンはオープニングセットで
3連続セットポイントを握った。
しかし、ボレッリとババッソーリは
タイブレークに持ち込むと、第1セットを奪い返す。
第2セットでは、ボレッリとバヴァッソーリが
タイブレークをものにし、試合を
振り出しに戻すことに成功した。
決定セットでは、ヘリオバラとパッテンが優勢に
試合を進め、序盤にブレークに成功し、
そのまま逃げ切り優勝を飾った。
この勝利は、2024年のウィンブルドン優勝を含む、
2人にとって最高の成績を残した年に続くものだ。
ツアー・レベルで4つのトロフィーを獲得し、
昨年はNitto ATPファイナルズで準決勝に
進出するなど、二人はテニス界の
トップ・ダブルス・チームとしての地位を
固めている。
また、ヘリオバーラの優勝は、
グランドスラム男子ダブルスで複数タイトルを
獲得した初のフィンランド人プレーヤーとなり、
歴史的なマイルストーンとなった。
一方、パッテンは、全豪オープン男子ダブルスで
優勝した、オープン・エラで3人しかいない
イギリス人プレーヤーの1人として、
特別なグループに加わった。
Related posts:
コメント