
全豪オープンテニスで、世界ランキング5位だった
ダニール・メドベージェフ選手(ロシア)が、
試合中の不適切な行為で合計
7万6000ドル(約1187万円)の罰金を科された。
メドベージェフ選手は1回戦で、世界ランキング418位の
カシディット・サムレジ選手(タイ)との対戦中に、
ネットに取り付けられた小型カメラをラケットで破壊し、
1万ドルの罰金を受けた。
2回戦では、世界ランキング121位の
ラーナー・ティエン選手(アメリカ)と5セットの
激闘を繰り広げたが、フルセットで敗れた。試合中、
メドベージェフ選手はコートサイドにラケットを
投げつけ、背後の壁にボールを打ち付けるなど、
過激な行為を行ったため、6万6000ドルの罰金が科された。
これらの罰金は、メドベージェフ選手が今大会で獲得した
賞金約12万3000ドルの半分以上に相当する。
キャリア累計賞金が4500万ドルを超える
メドベージェフ選手にとっても、今回の処分は大きな痛手となる。
メドベージェフ選手は1回戦後の会見で、
「罰金の金額が少ないことを願っている。
カメラの修理費はかかるだろうが、
それほど高価ではないだろう」
とコメントした。
今回の罰金処分は、プロテニスプレイヤーの
スポーツマンシップと行動の重要性について、
改めて考えさせるものとなったのではないだろうか。
Author si.robi
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