メルボルンで行われた全豪オープンの女子シングルス決勝で、ベラルーシの
アリナ・サバレンカが中国の鄭琴文に圧倒的なパフォーマンスで勝利し、
10年以上ぶりの全豪オープン・タイトルの防衛に成功した。
サバレンカは土曜日に行われた試合で、第12シードの鄭琴文を6-3, 6-2で破り、
2度目のグランドスラム・タイトルを手に入れた。25歳のサバレンカは
この2週間、7試合を通じて1セットも失わず、安定したプレーで注目を浴びた。
中国の鄭琴文は初のグランドスラム決勝進出となったが、サバレンカの強力な
サーブやグランドストロークに対応できず、準優勝に終わった。鄭琴文は
この大会での活躍により、新たなランキングで世界トップ10入りが期待されている。
サバレンカは試合後に
「素晴らしい2週間だった。このトロフィーをもう1度掲げるなんて
想像もできなかったし、今は信じられない気持ちよ。本当に言葉が出ない」
とコメントし、鄭琴文に対しても励の言葉を贈った。
一方、鄭琴文は
「初めての決勝で、少し情けない気持ちだ。でも、この全豪オープンで
プレーできたことは本当に楽しかったし、私にとって素晴らしい思い出だ」と述べ、
自らの挑戦を語った。
両国の期待と熱狂的な応援が飛び交う中、サバレンカが
タイトルホルダーらしいプレーで全豪オープンの栄冠を掴み
これからの彼女の時代を感じさせる瞬間だったのではないだろうか。
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