―ジョコビッチ、同胞ジェレの棄権により全米オープン3回戦へ―

セルビアのテニス界の象徴、ノバク・ジョコビッチは、

全米オープンの第2ラウンドで同胞の

ラスロ・ジェレが第3セット途中で棄権したことにより、

無事3回戦に進出した。

試合は2時間以上続き、ジョコビッチは

最初の2セットを6-4で勝利したが、

ジェレが負傷により試合を続行できない

状況となったため、ジョコビッチは3回戦に

駒を進めた。

試合中、ジェレは肘の痛みを抱えており、

医療援助を受ける場面も見られた。ジェレは

今年初めに肘の手術を受けており、その影響が

残っていることが明らかだった。

ジョコビッチも試合後、

「彼が試合を続けられなかったことは残念だ。

 彼は非常に優れた選手だが、怪我により

 ベストパフォーマンスが発揮できなかった」

と語った。

ジョコビッチは次のラウンドで、

オーストラリアのアレクセイ・ポピリンと対戦する。

ポピリンは前ラウンドでスペインの

ペドロ・マルティネスを破っており、

ジョコビッチにとっても容易ならざる

相手となるだろう。

ジョコビッチはこれでグランドスラム各大会で

90勝以上を達成した初の選手となり、

次の試合でも勝利を目指している。

ジェレの棄権は、肘に抱えていた慢性的な腱炎が

悪化したことが原因だったという。ジェレは

今年初めに肘の手術を受けたものの、

回復が思うように進んでいなかったようだ。

ジェレの棄権により、ジョコビッチが

全米オープンで優勝すれば25個目の

グランドスラム・トロフィーを獲得できる可能性が

さらに高まったと報じられている。

ジョコビッチは現在、最多のグランドスラム優勝記録を

保持するラファエル・ナダルと同数(22個)の

タイトルを持っており、このまま優勝すれば

単独最多記録を更新することになる。

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