
先日のマイアミ・オープンで、
テニス・チャンピオンのノバク・ジョコビッチが
交代時に大きな青い手袋を使用して注目を集めた。
このグローブには冷たい氷、氷嚢が入っており、
マイアミの湿度の高いコンディションの中で
血液を急速に冷やし、体温管理に役立つよう
設計されているものだ。
この青い手袋は、ジョコビッチのトレーニングや
リカバリーのルーチンに先進技術を
取り入れるという、積極的な新しい物事への
取り組み方を表している。
このような革新的な用具をジョコビッチが
使用することは、前例がないわけではない。
以前にも、ジョコビッチは個人的な
「アイアンマン 」デバイスと呼ばれる
コインのようなものを胸につけていた。
タオパッチとして知られるこのガジェットは、
ナノテクノロジーを利用し、神経系に治療信号を
発することでパフォーマンスを高めると
言われているが、実際のところその効果は
定かではない。
これらの用具の使用例は、ジョコビッチが
アスレチック・パフォーマンスとリカバリーを
向上させることを目的とした、新しい
テクノロジーを探求し、常にそれを怖れず
積極的に採用する、このセルビア人の試合への
取り組み方を示していると言えそうだ。
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