
世界ランキング1位のアリナ・サバレンカが、
BNPパリバ・オープンの準決勝で、
マディソン・キーズを6-0、6-1で破り、わずか
51分で決勝進出を決めた。
この試合での勝利は、今年の全豪オープンの
決勝でキーズに敗れたサバレンカにとって、
完璧なリベンジを果たした結果になったと
言えそうだ。
試合を通してサバレンカは、ゲームを完全に
コントロールし、その容赦ないパワーと正確さで
観客の大きな歓声を引き出した。
彼女はメルボルンで敗れていたにもかかわらず、
すぐに今回の勝利で逆転して見せ、砂漠の中での
試合で圧倒的な強さを見せつけた。
「正直、あんなに速い試合になるとは
思わなかったけど、今日のプレーには
とても満足している。
アンフォーストエラーが10本だったけど、
14本のウィナーを放ち、6本中5本の
ブレークポイントをものにしたのだから」
一方、キーズは18本のアンフォーストエラーに
苦しみ、唯一のブレークポイントのチャンスを
ものにすることができなかった。
最終的なポイント数は、サバレンカが
53ポイントだったのに対し、キーズは
わずか27ポイント。
サバレンカは、全豪オープンとその前週の
アデレードでのタイトルを含め、16連勝中と
絶好調だったが、サバレンカが圧倒的な強さで
この輝かしい記録に終止符を打たせた。
この勝利で、サバレンカはWTA1000レベルの
決勝に進出し、名誉あるタイトルをかけて、
ミラ・アンドレーワと対戦することとなる。
コメント