
世界ランキング1位のサバレンカは、
アメリカの新星マッカートニー・ケスラーを
7-6(4), 6-3で下し、3回戦進出を決めた。
最近の成績でサバレンカは、中東スイングでは、
3試合で1勝しかできず、苦戦を
強いられていたが、第1コートで1時間32分の
試合を行い、ケスラーを下した。
ベラルーシ出身の彼女は、ブリスベンで
通算18個目のWTAタイトルを獲得し、
全豪オープンでも決勝に進んだが、
マディソン・キーズを相手に3セットで敗れ、
惜しくも3連覇を逃している。
さらに、その敗戦後の体調不良が中東の大会での
パフォーマンスに大きく影響していたようだ。
一方、敗戦したフロリダ大学の卒業生である
25歳のケスラーは、この1年で
テニスプレイヤーとして大きく成長し、
トップ50入りを果たすなど、さらに2つの
WTAタイトルを獲得するなど、好調な成績を
上げている。
ケスラーは先日のオースティンでは決勝に進出し、
インディアンウェルズの開幕戦では
アンナ・ブリンコバを圧倒した状態で
サバレンカとの試合に臨んだ。
この試合で世界ランキング1位のサバレンカと
初対戦となったケスラーは、序盤
サバレンカに対して互角の戦いをし、
ブレークポイントをセーブして第1セットを
タイブレークへと持ち込んだ。
しかし、サバレンカはタイブレークで
主導権を握ると、その勢いのまま
第2セットもブレークに成功。
これが勝敗を決定する場面となったのか、
試合はそのままサバレンカの勝利で終わった。
この試合に勝利し、続く3回戦でサバレンカは
イタリアのルチア・ブロンゼッティと対戦し、
インディアンウェルズでのタイトル獲得を
目指すことになる。
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