カルロス・アルカラスは、2025年
BNPパリバ・オープンでの試合を圧勝で
スタートさせ、タイトル防衛に力強い
動きを見せた。
アルカラスは、この試合での自身のプレーを
振り返り、今大会が持つ独特の難しさを認め、
「何度もプレーしているけど、毎年違うんだ。
気持ちも違うし、何もかもが違うんだ」
彼は、今年の大会ではディフェンディング・
チャンピオンとしてのプレッシャーを感じており、
それが試合前の緊張につながったことを認めた。
「この大会について話すと、僕は本当に
優勝したいんだ。
だから少し緊張した」
とアルカラスは話す。
さらに、アンチ・ドーピング規則違反で
出場停止処分を受けている
ヤニク・シナーが不在のため、今大会で
アルカラスにはフィールドで活躍する
チャンスが高まった。
だが、彼はシナー不在のことよりも、現在は
自分のプレーに集中しているようだ。
「まあ、そのこと(シナーの不在)は
頭にはあるんだけど、それについては
あまり考えていないんだ。
どの大会でも、自分のことだけに
集中しているし、いいテニスがしたいし、
どうすればもっといいプレーが
できるかということだけに集中している」
開幕戦でアルカラスは、
ドバイ・デューティフリー・テニス選手権で
準決勝に進出し、1回戦で元トップテナーの
パブロ・カレーニョ・ブスタを破ったばかりの
クエンティン・ハリスと対戦した。
この試合でアルカラスはオープニング・セットで
ブレークに成功し、ブレークポイントを
しのいだ後、このセットをサービスアウトし、
第2セットでは4-0とリードを広げ、
1時間強で試合を終わらせている。
第2ラウンドを勝利したアルカラスは、
続く3回戦で第27シードの
デニス・シャポバロフと対戦する。
元世界10位のシャポバロフは、先月ダラスで
2022年以来のATP500タイトルを獲得し、
キャリア復活を遂げている現在好調の選手だ。
今大会でのさらなる躍進を目指す
両者にとって、次の試合はスリリングな
一戦となるだろう。
コメント