
エマ・ラドゥカヌ(イギリス)が日曜日の夕方、
ギリシャのマリア・サッカリに6-4, 6-2で勝利し、
ドバイ・デューティフリー・テニス選手権の
2回戦進出を決めた。
この試合はセンターコートで行われた元トップ10
プレーヤー同士の対決で、ラドゥカヌは
1時間29分という試合時間でサッカリを下した。
この勝利により、ラドゥカヌのサッカリに対する
無敗記録は3勝0敗となり、その中には2021年の
USオープンでの歴史的な勝利も含まれている。
ドバイでのラドゥカヌの活躍は、2025年の
復調を示すものと言えそうだ。
ラドゥカヌは全豪オープンで大きな成功を収めた後、
このドバイまで4連敗と不調にあえいでいた。
しかし、サッカリとの対戦でラドゥカヌは
16本のウィナーを放ち、さらに
アンフォーストエラーはわずか12本という
正確さを見せ、7本のブレークポイントのうち
5本をものにした。
対するサッカリは、26本のウィナーを
放ちながらも、32本のアンフォーストエラー、
特にフォアハンドでのミスが目立った。
この敗戦で、今シーズンのサッカリの成績は
3勝7敗となった。
ラドゥカヌは2回戦で、第14シードの
カロリナ・ムチョバと対戦することになっており、
2人はキャリア初の対戦となる。
その他の試合では、エリナ・スビトリーナが
第15シードのアンナ・カリンスカヤを
6-1, 6-2で破り、ドバイのコートでの経験と
優位性を示している。
2度のドバイ・チャンピオンであるスビトリーナは、
2回戦でレベッカ・スラムコバか
クララ・タウソンと対戦する予定だ。
そして、2019年ドバイ・チャンピオンの
ベリンダ・ベンチッチは、予選勝者の伊藤あおいに
6-0、6-2で快勝して次戦へと勝ち進んだ。
現在6連勝中のベンチッチは、次の試合では
第8シードのエマ・ナバロと対戦することになる。
その他、第9シードのポーラ・バドサが
ルル・サンを6-3, 6-4で、ソフィア・ケニンが
第16シードのドナ・ベキッチを
7-5, 6-3で下している。
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