
ロンドン(AP通信)-ヤニク・シナーと
イガ・シフィオンテクが、国際テニス連盟(ITF)の
2024年世界チャンピオン賞を受賞した。
シフィオンテクは、グランドスラム1勝、WTA1000で
4勝を挙げた実績が評価された。
今回のシフィオンテクの受賞は
アリーナ・サバレンカとの接戦を制しての
栄冠となった。サバレンカはグランドスラム
2勝を記録するも、僅差で受賞を逃した。
シナーは、イタリア人として初の受賞となる。
グランドスラム2勝を筆頭に、ATPファイナルズでの
優勝やデビスカップでの活躍が称えられた結果だ。
2024年シナーは73勝6敗の成績を残し、
世界ランキング1位を堅持した。
ITFは、この賞はグランドスラム、
テニスワールドカップ、オリンピックなどの
主要大会での実績を「客観的な基準」に
基づいて選考していると述べた。
ハガティ会長は、
「昨年はオリンピックとパラリンピックの開催、
そして伝統的な団体競技の開催により、
我々のスポーツにとって忘れられない年となった」
と語った。
なお、シナーとシフィオンテクは昨年、
ドーピング違反で告発されており、今月の
全豪オープンへの出場が危ぶまれている。
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