―ノバク・ジョコビッチ選手、マイアミ・オープンを欠場―

Photo: Menayi Angsahua NOVAS

6度マイアミ・オープンのタイトルを獲得している

ノバク・ジョコビッチ選手は、プライベートと

プロのスケジュールを調整するために、来週末から始まる

今年のマイアミ・オープンへの出場を辞退した。

ジョコビッチ選手の出場辞退の発表は、BNPパリバ・オープンの3回戦で

123位にランクインするルカ・ナルディ選手に

6-4、3-6、6-3で敗れた後に行われた。

ジョコビッチ選手はソーシャルメディアに

「こんにちはマイアミ!今年は残念ながら

 マイアミ・オープンに出場できない」

と投稿した。

「キャリアのこの段階では、プライベートと

 プロのスケジュールを調整している」

「世界で最も情熱的で最高のファンの皆さんに

 会えないのは残念だ。将来またマイアミで

 プレーできることを期待している!」

ナルディ選手は、ジョコビッチ選手をグランドスラムや

ATPマスターズ1000レベルの大会で破った選手の中で

最も低いランキングの選手となり、2008年のマイアミで

ケビン・アンダーソン選手(当時122位)を上回った。

この20歳のイタリア人選手は、「ラッキー・ルーザー」として

本戦に出場した。これは予選で最後のハードルにつまずいたものの、

1回戦の前に棄権した負傷した選手の代替として

メインドローに進出した選手のことだ。

ジョコビッチ選手はマイアミで6度の優勝を誇り、

ハードコートの大会は来週末に始まる。

ジョコビッチ選手は、ATPツアーのクレーシーズンで

今年最初のトロフィーを獲得することを目指する。

大会ディレクターのジェームズ・ブレイク氏は

ジョコビッチ選手に

「チャンピオン、あなたは恋しい。しかし、

 すべての親は家族と過ごす時間の大切さを理解している。

 最高のお祈りをして、来年またマイアミ・オープンで

 お会いした方がいい」

と返信した。

「家での瞬間は同様に重要だ」

と、ローラ・ロブソンはSkySportsTennisに語った。

「彼はオーストラリアでも何度も話していたが、

 子供たちをとても恋しく思っていて、家にいないのは

 彼にとって大きな犠牲であると語っていた。子供たちに

 テニスをプレーする姿を見せたいと思っているが、

 家での瞬間も同様に重要だ」

「もうマイアミに出場する必要があるか?

 100%の気持ちではなかったのに、

 またプレーする必要があるか?いいえ!」

「良いニュースとしては、怪我ではないため、

 数週間後のモンテカルロなどで見られない理由はない」

近年、ジョコビッチ選手は家族との繋がりを大切にするために

試合を欠場することも多いが、これもジョコビッチ選手の

家族を大切にすると言う素晴らしい一面とも言えるかもしれない。

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